022-El encanto de la cultura gastronómica española: mucho más que alimento
インスティトゥト・セルバンテス東京文化講座
『スペイン食文化の魅力とその秘密』
開催日時:2024年10/16, 10/23, 10/30, 11/13, 11/20, 11/27 (全6回水曜19:00-20:30)
参加費:27,000円(内消費税10%: 2,455円)
講師:ベレン・ガルシア=ノブレハス先生
言語:スペイン語(要スペイン語レベルB1-)
開催場所:インスティトゥト・セルバンテス東京
スペインの食文化に関連するスペイン語の表現を学びましょう。
このワークショップでは、文化的な視点からスペインの料理を取り上げます。
スペインの料理の伝統を通じて、歴史、社会的慣習、さらには日本との関係について考えましょう。
スペイン各地域の食、料理の裏側にある知識、異文化との対話、持続可能な開発の源として探ります。
プログラム
セッション1: イントロダクション。第一回目は、味わうだけではない食文化を多方面から考察します。歴史、慣習、伝統、社会的慣習、さらには異文化対話の視点まで広げてみましょう。
セッション2: 地中海式ダイエット。ユネスコ文化遺産に登録される 地中海食の主な特徴と和食とを比較します。
セッション3: ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』から、ラマンチャの伝統的な料理とその地域の歴史を話し合います。
セッション4: スペインのワインルート:伝統と革新。スペイン料理におけるワインの重要性、その長い伝統と豊かさ、芸術性、さらにはエノツーリズムまでを紹介します。
セッション5:カンタブリコの風味と多様性
北スペインのガストロノミーに関する議論の分析を通じて、5回目のセッションではカンタブリコ地方のさまざまな風味とその特徴、および文化遺産とアイデンティティの構築との関係について取り組みます。
セッション6:プロトコルとエチケット+総括*
コースの締めくくりとして、スペインと日本のプロトコルとエチケットの規則を比較し、その起源と社会的意味について話し合います。
学習方法:コース中にスペインの各地域におけるガストロノミーとアイデンティティの結びつきをよりよく理解するための参考資料として、食に関するテキストを読みます。
*追加内容: 参加者の興味に基づいて日本とスペインのガストロノミーの関係など、他のテーマにも取り組むことができます。
ベレン・ガルシア=ノブレハス・フロリアーノ(1988年マドリード生まれ)
マドリード自治大学で博士号を取得。現在早稲田大学(東京)で国際関係をテーマにした授業を行う。2023年7月の第3回東アジア東洋学会議など、さまざまな国際会議で講演者として活動。2019年から2023年9月まで、フランシスコ・デ・ビトリア大学とポンティフィシア・コミリアス大学で国際関係(特にアジアに焦点を当てたもの)教授。同時に、スペインとアジア(中国、日本、韓国)の文化交流プロジェクトに関わる。これには、2023年10月に上海のセルバンテス図書館と協力して行われたスペインの建築とワインの展示会などを含む。また、2022年10月の韓国のジャラサム国際ジャズフェスティバル「フォーカススペイン」でもスペイン代表を務めた。以前は、北京のインスティトゥト・セルバンテス文化コーディネーター(2015年〜2018年)、2015年には同市のユネスコ文化局の文化部門で奨学生でした。 2016年に上海外国語大学で国際関係の修士号を取得するための中国政府の奨学金を受け、2011年にマドリード自治大学で英語フィロロジー(中国語)で学士号を取得。